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「冗談よ。食べるんだったら夜中に優太の部屋に忍び込んで食べるはよ。」
「何サラッと言っちゃってんの!?てか俺食べられるの決定的なの!?」
「優太早く朝御飯食べるはよ。」
「あれ?スルーされた…今日二回目なんすけど…」
まぁとりあえず朝御飯を頂くことに…
テーブルには母さんと葉月と舞姉が座っている。
「優太何ボーとしてんの?私は早く食べて学校に行かなくちゃならないから。」
舞姉は俺が通う帝海(テイカイ)高校の生徒会長を務めている。一年生からやっているからとても凄いと思う。
今日は明日の入学式の事で打ち合わせがあるらしい。
「私も遊びに行くから早く食べないと。」
「なんだ?葉月は遊びに行くのか?」
「うん。でもほんとはゆた兄とにゃんにゃんしたかったんだけどな…」
「そのにゃんにゃんってどいう意味で使っているのかな葉月?言葉のニュアンスでいろいろと危ない言葉になっちゃうから…」
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