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「まぁ…別にこれといって用事もないし…別にいいけど。」
「ほ…ホントに!?」
「……なんでそんなに笑顔なんだ?」
「べ…別にうれしくなんかないんだからね!勘違いしないでよ!
あんたは荷物持ちだからね!」
なんだ…そのために誘ったのかよ。
ため息をつく俺。
「じゃああたし準備してくるからちょっと待っててよ。」
そう言って二階に上がる彩月。
若干彩月の顔がニコニコと見えたけどなんでだろう…
それから待つこと20分
「お待たせ。」
彩月が降りてきた。
あれ?さっきと服装が変わってる。
まだ3月だから少し肌寒い。
上にパーカーを羽織っている。
しかし下は寒いだろそれ!ってツッコミたくなるミニスカートをはいている。
「なにジロジロみてんのよ。」
「え?あ…いや…別に何でもないよ。」
なんか予想外に似合っていたので思わず見とれてしまった。
てかミニスカートのせいで目のやり場が困る。
素直に似合っているって言えばいいんだけど言ったら殴られるからな…
「なにボサッとしてんの?早く行くわよ。
欲しい服売り切れちゃうじゃない。」
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