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「ちょっと!!いきなりなによ!!
あたしが先にこのワンピースをとろうとしてるんだから!!」
「なんですの貴方?わたくしが先にこのワンピースに手をかけたんですのよ。
わたくしが先ですわ。」
ワンピースに手をかけた子は言い方がとてもお嬢様な喋り方で背は低めで髪型がツインテールの女の子だった。
「なに言いがかりつけてんのよ!!あたしの方が先に手を伸ばして白いワンピースをとろうとしたのよ!!」
「その根拠はどこからくるのです?
証拠も無いのにわけのわからない事を言うのはよして下さい。」
「わけのわからないって何よ!?大体あんたこそ証拠あるの?」
「わたくしはありますわよ。頭のいいわたくしは瞬時にどちらが早く白いワンピースに手をつけたか計算したのですわ。
その結果…………
0,008秒差でわたくしの方が早かったですわ。」
「何その数字!?そんな数字誰が信じるのよ!!あんた自分が服ほしいからってデタラメ言ってるでしょ!?
大体これLサイズよ!あんたみたいな小学生が着れると思ってんの?」
カチィーン!!
「今……なんと…おっしゃいましたか?」
女の子は急にブルブルと震えながら彩月に聞く。
「あんた耳悪いの?あんたみたいな小学生が着れると思ってんのって聞いてんのよ!!」
「私は高校生じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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