1⃣、一日24時間て長く感じる!

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「ちょっと!どこまでいくのよ?」 「もう少しだ。」 ファーストフード店から出て階段で上に登って行っている。 登ること10分… 「よし!着いた。」 「ハァ…ハァ…あんた…ただえさえあたしがイライラしてんのよ。なのに17階まで階段で登らせるってどいうことよ!?エスカレーターやエレベーターがあったでしょ!?」 「まぁまぁ落ち着けって。軽い運動でもしてイライラを解消してあげようと思っただけだよ。」 「むしろ逆にもっとイライラしてきたわよ!後で顔面ぶん殴るからね。」 ハハハ…こいつに顔殴られたら歯が2、3本折れるだろうな… 「そりゃ悪かったな。でもあれを見たらイライラが無くなるんじゃないか?」 そう言って俺は目の前にある店に指を差した。 「あれっていったいなによ…………」 目の前にある店を見た瞬間彩月の顔が変わりだした。 イライラしていた顔が無くなり目を輝かせていた。 その店はたくさんの鳴き声が飛び交っていた。 ワンワン! ニャーニャー! そう。この階を全部仕切っている店。 ペットショップだ。
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