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「え!?」
女性は驚いていた。
「俺もちょうど男の子が欲しかったんだ。後で警察に言えば済む問題さ。四葉(ヨツバ)お前はどうだ?」
男性は四葉と名のる女性に聞いた。
「えぇ…もちろん。反対なんかしませんわ。私達で立派に育てましょ。」
四葉も賛成のようだ。
「よし!決まりだな。ところでその子の名前何にする?」
「そうね…優しい子に育ってほしいから…
優太(ユウタ)にしましょ!ちょっとベタかな?」
「優太か…いい名前だ!凄くいいよ!」
「優太…あなたは私達の家族よ。」
俺はギュッと抱き締められた。
なんだろ…この感じ。あたたかい…優しい温もり…
こんなことあじわったこともない…
なんだか嬉しくて急に涙がでてきた…
とっても嬉しくて…
「さ~早く家に帰るぞ!三人の娘が待ってるしな。」
「ほんとね!」
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