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プライドなんて捨ててしまえば良い
いつまで繰り返すの?
思い立った時が始まりじゃない?
もう前を向いても良いよ
ジャーン…♪。
あ…つい唄っちゃいました。
丈琉様とれな様は…聴いてましたよ。
後で余分にチップ上乗せだな☆
「…マスターもしかしてあの有名なバンドの…」
れな様は気づいたようです。
「…内緒ですよ?」
優斗は意味深な微笑みを見せて音楽をクラシックに戻す。
ストラトを立て掛け締めを作り始めた。
「…れな、俺店辞めるよ。お前も辞めてさ、一緒に家庭築いてほしい。些細な幸せでいい。」
「…うん。」
「…結婚しよう。」
ハッピーエンドに向かっています。
良かった良かった。
優斗はしぐれ茶漬けを提供し、一緒にグラス一杯のロックを飲んだ。
「ありがとうマスター。俺決意できたよ。」
「いえいえ、きっかけはなんでも良いのです。決意したのはあなた自身。どうか幸せな家庭を築いてくださいね。」
こうして一夜は過ぎていく。
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