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『…………』
一時の間、場が静まり返るが、
「じゃ、行こっか武」
すずが笑いながらそう言った。
「…ほっといていいの…あれ?」
あやねを指差しながらそう武が聞くと、
「いーのいーの、あの程度じゃあやねぜんぜん平気だから」
すずは大した事なさげにそう答えた。
なので武は、
「……そっか、ならいいや♪」
とりあえず受け入れる事にした。
そして2人と一匹はそのまますずの家へと向かった。
……途中、後ろであやねが荷車に轢かれたのは言うまでもない…。
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