プロローグっぽいもの

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朝の太陽は橙色、夜の太陽は黄色である。 太陽は、雲で隠れてしまっている時は『太陽素』を十分に送り込むことが出来ない。 わかりやすく言うと、『太陽素』が雲によって防がれてしまうのである。 そんな時、この人々はどうしているのかというと、別世界に避難するのである。 この物語では2つの世界が存在する。 どちらも全く同じ世界である。しかし、1つの世界にしか人は存在していない。 不思議なことに、一方の世界でやったことが、もう一方の世界に反映されるのである。 わかりやすく言うと、一方の世界で冷蔵庫の中にチョコを入れたとすると、もう一方の世界にも冷蔵庫の中にチョコが入っているということだ。 しかし、太陽だけは例外である。 一方の世界で太陽が出ていない時は、もう一方の世界では太陽が出ているのである。 違う反映のされ方なのである。 あ、天気も違う反映のされ方なのである。 例外は太陽だけではないのである。 もう説明するのが難しいのである。
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