第二章:幽霊ッ娘『巨乳属性天然科』

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なっ、訳有りませんよね^^; そうか俺の人生此処までか‥‥思い起こすと ‥‥‥もっと マトモに生きてれば良かったorz 生まれ変わるなら俺はナマコになりたい‥‥何だかネガティブ温泉の間欠泉が噴き出しました。 ブツブツ言って居ると。少女が。 「すみません、貴方に怨みはないですけど死んで貰います。」 かすんだ声でそう言って俺の首に手を掻けようとした。 「そうか‥‥俺死ぬのか。」 突然話し掛けられて少女が驚いて手を止めた。 「はい、貴方は死にます。私の手で‥‥」 良く声を聞くと声が霞んでいるのではなく震えていた手も小刻みに震えている。 「‥フンッ‥‥ふぐぉおおぉおッ!!!」 バチィバチィ 俺は力を入れてこの金縛り(?)を解こうとした。 「無駄です‥その術は人間には破れません。無理に解こうとすると反発作用で死にますよ。」 「うるせぇ‥ふごぉおぉおッ!!!!」 バチィバチィ ※此処からちょっとごちゃごちゃします。 「無駄な努力は止めた方がいいで『五月蝿ぇッ!!!』バチィバチィ 「男に生まれたからにはやらなければならねぇ事があるんだよ‥‥バチィバチィ ぐッ‥‥。」 「な、何ですか?‥‥」 少女は震える声で言った。 「一つは女の子の前では最後まで諦めねぇ事と、泣いてる女の子を慰める事だ!!うぉおおぉぉッ!!バチィバチィバジィ」 「何?何で術が‥解けるの?ただの人間なのに‥‥何で?何で?」 「教えてやろう‥‥‥ッ‥俺が‥‥男だからだァッ!!! バギャアァパキィィン 黄色い拘束具のような物が弾け飛んだ。 「ヒッグッ‥‥何で?何で何で何で‥‥解らないよ‥‥さっぱり解らないよ‥‥ヒッグッ」 目元を擦りながら 少女が泣き出した。 それをそっと俺は抱き締めて頭を撫でながら。 「大丈夫だ大丈夫。君に何が有ったのかもなんで俺がボロボロに成ってまで君を慰めたかったのかなんて俺にもわからねぇ‥‥だけどな目の前で女の子泣いてるのに慰めねぇ男なんて男じゃねぇと思うんだ‥だから今だけは俺の胸ん中で好きなだけ泣け‥今の俺にはそれくらいしか出来ないから‥なっ?」 頭を撫でながらニッと笑って見せた。 すると せき止められた滝のごとく少女は泣き始めた。 俺はただ黙って少女を抱きしめながら頭を撫でた。
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