第一章:始マリ始マリ

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『奴』大泣き中(笑) というか何かすげぇ子供だな‥‥格好はどこぞの伯爵みたいのに丸鼻メガネで変な帽子どうみても千年伯爵という事はあえて言わない。しかしジェントルメンである俺が泣かせたとなったら名が廃るので‥‥とりあえず偶然持ってたポイフルあげたら許してくれますた。餓鬼なんですね。はい。わかりますわかります。なんだか殺意が‥‥ 「ゴホン…まぁ、とりあえずここ不動産屋だよな?」 そう言うと「グスッ‥‥そうですよもぐもぐ超激激激激安物件を扱うお店もぐもぐそして僕は軍艦塔管理人にしてフラスコ計画もぐもぐ元統括!!もぐもぐ かつてはもぐもぐ『理詰めの魔法使い』と呼ばれたこと『ファンシー高山不動産屋(赤株)』の店主もぐもぐ クロスと申します。もぐもぐ あっ無くなっちゃった‥‥。」 そいつはすげぇネ申だ。  〃∩ ∧_∧  ⊂⌒( ・ω・)   \_っ⌒/⌒c     ⌒ ⌒ 俺が相棒(キャリーバック)から『THA髪切り美学初級』を寝転がりながら読んで適当に応えたらクロス?は大泣きしました(笑)。だってもぐもぐとか絶対意図的やろ。えっ?幼い子に鬼畜過ぎないかって?鬼畜?なにそれおいしいの? まぁおふざけ はここら辺にして。 「なぁクロスだっけか?いい物件とかないか?まぁ出来る限り命の保証が出来るとこでさ?」 仕事では真面目らしく涙を拭い話し始めた。 「グスッ‥‥はい、沢山有りますよ。ここなんかどうでしょうか?一軒家で周りの住人から『叫びの館と言われ‥‥」 「却下。」
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