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すると一三は、こう言った。
「まったく別の事じゃないか!!男の僕が、そんな物を挿れられるわけないだろ!!考えたら、わかる事じゃないか!!」
「おい、一三。これは…」
「ふん!!五郎なんか、もう知らないからな!!」
家を飛び出した一三の後を、五郎が追いかける。
なだめるのに必死だったが、とりあえず『挿入はしないから』と言って、一三は戻って来た。
それからは、特にぶつかる事もなく、暮らしている。
「これ、うまいな」
「本当に?良かったぁ」
その夜は、一三の手料理の天ぷらを食べた。
一三は、料理などの家事は得意なので、その点は困る事がなかった。
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