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「俺1人で屋上で過ごすつもりだったけど、俺のシナリオとは違った。もう1人、女が居たって事!」
その言葉を聞いた時
あたしの中に衝撃が走る。
あたしが居てはマズかった…?
彼1人で過ごしたかった…?
そんなあたしの心境を無視して
また話し続ける。
「でもよ!俺が考えてる高校生活とは、また違ったモンになンじゃねぇかって思うと、それもまた楽しみだよな!例えば、恋に落ち……!!」
彼の声が急に止まった。
恐らく…
あたしと視線がぶつかってるからなんだと思う。
お互いにそのままの状態で
沈黙が続く―――…。
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