―――第1章・出会い―――

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――――― ―――― ――― ―― ― その後のあたしは 職員室を見付け 風に飛ばされたと咄嗟に言い訳を作り クラス表を手にし 時間がなかったので 自分の名前だけを探し 1年5組の教室へと急行する。 教室に着いた頃 まだ担任が来ておらず 何とか間に合ったようだ。 出席番号順になっている自分の席へ向かう途中 見覚えのある姿があった。 「 「 … あ 」 」 これが 八神 美亜と戸田 玲雄 の出会いだった――― ― ―― ――― ―――― ―――――
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