―――第2章・回想―――

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―――続いて 本日のメインイベントである席替え。 どうやら くじで決めるようで 担任の手には箱が持たれている。 席の隅に座っている4人が ジャンケンをして引くというので あたしが最初に引ける可能性を手にしている。 玲雄と巴は ―――あたしに。 他の生徒は 自分に1番近い人へ注目している。 掛け声と共に あたしを含めた4人は 右腕を真っ直ぐに掲げる。 見事、制したのは―――あたし。 出席番号を降順で引いていく間に 玲雄が黒板に簡潔に書いた席へ ランダムで番号を振る。 クラス内は 最高に盛り上がっている。 3人の中で 最後に引く巴が戻ってくるまで 2人の番号は内緒―――。
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