―――第2章・回想―――

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―――月日は過ぎ 春がやってきた。 ―――高校2年、4月。 始業式では 3人共、別々に登校する。 正門を抜け 各学年の昇降口には 新しいクラス表が 書かれた用紙が入っている箱があった。 そこから 取り出したあたしは まず、自分の名を探す。 ―――2年3組だ。
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