―――第1章・出会い―――

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――――― ―――― ――― ―― ― 「玲雄くーん!最後のア・レッ!ちょっと言い過ぎなんじゃないの」 一方 落ち着いた様子の教室では 騒ぎを聞いたギャル達が 玲雄率いるグループと話していた。 「あんなしゃしゃり、潰して当然だろうよ。そもそも、今まで何で輪に入れてたのか不思議だぜ」 足を組みながら、壁を背にし 彼女らに答える。 ゲラゲラと話を続ける彼らに 美亜と仲良くしている女子達は 嫌な顔をしつつも、知らんぷりを続ける。 「でもよー?あいつ、外見大人しくなって黙ってりゃ、結構可愛いと思わねぇ?」 1人の男子がようやく彼女を肯定し 話題は少々変化する。 その発言に玲雄の表情も変わり、こう言った。 「確かに!でも、あんな女らしくねぇヤツと誰とも付き合わねぇだろ!」 彼の容赦ない発言に 爆笑の渦が生まれた。 「あの女、どこ行ったンだろうね?授業サボる気かね」 「さあ?知らね。…っていうか、1限目から数学かよ!移動だりー」 結局、美亜の話題で終わり 授業の準備に入るため ここまでとなった。 ― ―― ――― ―――― ―――――
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