act.1 失踪

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一人で帰るのはいまだに慣れない。 いつも隣にテンションの高い馬鹿がついていてくれたから。 …… どこにいるの…… ―扉を― え!? 誰…?? ―不思議の国への扉を開くんだ― ―いますぐに― 亜理洙「扉を開く!?扉なんて………」 ―目の前にあるだろうが― !! あたしの目の前には、ハートとダイヤとクラブとスペードのマークが入った紫色の扉があった。 さっきまでなかったのに…………
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