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歩道橋を降りてかなり進んだ所で、僕はまた空を見上げた。
この辺りは家も街灯も少なく空が綺麗に見える。
彼女と見た空とは違って、今は多くの星が瞬く満天の空。
彼女と空を見上げる前と違って、今の僕は何かを決意した様な、それでいてすっきりとした気持ちになっていた。
きっと彼女も僕と同じで何かに迷い、立ち止まり、そして何かを見付けたのだろう。
多分、僕らは明日からも今までと同じ様に過ごすだろう。
だけど僕らはきっと想い続けるだろう。
あの空の下で…
..fin..
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