-(株)SAKURA-

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受付を通り過ぎる際、受付嬢3人のそんな声が聞こえた。 仮にも会社の顔となるハズの受付嬢とは思えない……。 ほら、現に受付に来たお客様そっちのけで、こっちを見てヒソヒソ話。 もちろん、お客様はオロオロしてるし?? 美『……ハァ--ッ;;』 呆れてため息をついた私に気付き、先生は足を止めた。 奏「美空??どうした?」 美『えっ、あー………何でもないよ??』 先生に目を向けた間に、受付嬢はお客様に気が付き応対していた。 先生は気付いてなかったみたいだし、言わなくてもいいかな? 美『ごめんね??先生。行こう。』 そう言って、先生の手を掴んでエレベーターに向かった。 -チ-ン ちょうどエレベーターがきて、それに乗り込んだ。 --------------------- ------------------ -チ-ン 奏「ついた、行くぞ」 エレベーターを降りてすぐに小さなスペースがあり、目の前に社長室のドアがあった。 .
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