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すごい、もしかしてこの階……社長室しかない。そんなことを思ってるうちに、先生が扉をノックしていた。
-トントン
晃「入れ」
中から、晃人さんの声が聞こえた。昨日聞いた声より、更に低い声だった。
奏「失礼するぞ♪」
-ガチャ
社長室の中は、予想通り広かった。部屋の中に部屋あるし?社長の机の横にもう1個机があるし(社長1人なのに……)、不思議な空間だけど、何故か落ち着いた。
キョロキョロと辺りを見渡してると……
なんかこっちをジッと見つめてる??……いや、睨んでる社長……晃人さんと目が合った。
晃「…………仕事の説明するから、ソファーに座れ」
奏「クッ………ッ、あぁ、美空、座ろうか??」
機嫌悪いであろう晃人さんを見て、先生は肩を震わせ笑いを堪えていた。
美『えっ、あ…うん』
困惑しながらも2人掛けソファーに先生と座れば、晃人さんも向かい側のソファーに腰掛け、仕事の説明を始めた。
晃「仕事の内容は…………とまぁ、簡単に言えば雑用だ」
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