-バイト初日-

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美『はい。』 晃「じゃぁ、ホチキスで10部ずつまとめてくれ」 美『終わりました』 コピーを待つ間に出来た順に仕分けして、最後にホチキスで止めといた。 晃「…………ビックリしたなぁ。もし、ホチキスいらなかったらどうしてたんだ??」 美『ホチキスでとめた方が、書類が見やすいのは確かだと思いましたので、いらなかったとしても怒る人もいないと思います。それに、提出とかしなきゃいけない書類は、別にしてますし、問題ないと思います。』 晃「フッ……。」 社長は含み笑いをして、何かを考えていた。 美『社長??次は何したら??』 晃「あ、あぁ。とりあえず、コーヒーをくれないか??もちろん、君の分もね」 美『私の分もですか??』 晃「あぁ、得意先からケーキ貰ったからな。少し休憩な。」 美『ケーキ……ですか??わかりました。』 私は、社長室にあるミニキッチンでコーヒーの準備をし始めた。 その姿を社長が微笑んで見てるのを、私は知るはずもなかった。 晃(ここまでとは………ね) .
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