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「そう。ならいいわ。」
被害が自分だけで済むのなら、それでいいや。
あんまり固っ苦しいの苦手だしね。
バレないうちに義弘に謝っておこう。
「女の子なんだからあんまり戦っちゃだめだよ」
よく言われたなぁ。ふふっ
別に女の子扱いされて嬉しいとかそんなんじゃないからね!もう!
ふふっ…顔がニヤけて止まんないよーうわぁぁん
えっと…あ、3組。ここだよね。
よし…女の子っぽく入ろうっと!
「ぁ…ぃ…よろ…し…く」
ん?中から声が
「そうだ、5組の荒神緋香梨って知ってる?」
きゃっ!ちょちょちょ
なんの話してるんだろ?
「荒神緋香梨。朝、6時32分起床。7時40分登校。胸のサイズは…
まずい!
私は素早く教室に侵入して得意げに語る少年を教室の一部にして……しまいました……
「さっ流石握力が男子より上なのを気にしているだけはあるね……だが…美少女故許…す…バタッ」
あ、気を失った。
もうやだ……
そして教室に戻った私は
何事もなく一日を終えたのでした……
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