星空

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「そろそろ帰ろ」 寒さがかなり厳しくなる 一言声をかけると 君は聞こえないふりなのか 僕の胸に埋まって 聞かなかった 「寒くなったし、風邪ひいちゃうよ」 君を引き離すと 瞳から涙が流れた 『…帰りたくない…』 「…」 『…離れたくないっ…』 僕も強く抱きしめた 僕だって… 離したくない 離れたくない いつまでだって 君といたい
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