登場兵器

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第2世代型多脚歩行戦車 (32式多脚歩行戦車) 世界初の実用多脚歩行戦車。 15式機動戦闘車をベースとしており 車体左右に張り出した脚部により 安定した歩行性能を持つ。脚部はそれぞれに、走行用の 独立した小型ディーゼルエンジンを搭載 しており、信地旋回も可能と なっている。 歩行時は脚部に収納された アウトリガーを降着させて車体を 持ち上げ、これにより歩行が 可能となっている。 だが歩行能力はあくまでも 補助的な役割でしかなく、速度も 時速25km程度が限界で、歩行時の 浮遊感に似た不規則な前後の 揺れが乗員にはこの上なく不評 であった。 その為か、歩行戦車と言いながら この歩行装置で移動する事は 殆ど無いと言われている。 主砲は国産の105mm滑空砲。 砲塔左右にCTA機関砲を装備 している。 砲塔及び車体前部に、10式戦車と 同じモジュール装甲を採用しており、 戦車と同等の防御能力を持つ。 だが脚部の装甲は車体重量の 軽減化のため、40mm弾程度に 耐えられるぐらいの装甲強度しか 持たない。 その為、朝鮮紛争では乗員により 廃材を利用した簡易装甲が 取り付けられた。 主兵装 ◎105mm戦車砲 15式機動戦闘車に搭載されている 戦車砲をベースに小型軽量化した 対車両装備。 戦車と同じく車体上部の 中央に装備されている。 ライフル砲ではなく滑空砲である。 市街地用に砲身は短めに なっている。 自動装填装置により迅速な 射撃が可能になった。 発射速度は毎分25発。 ◎40mmCTA機関砲 砲塔左右に装備された機関砲。 17式指揮通信車に装備されている 物と同等の物。 ボックス給弾方式で下部に2個の 弾薬ボックスを装備する。 装弾数は各ボックス200発。 発射速度は毎分250発。 ◎40mm自動擲弾銃 砲塔上面に装備されたグレネード 発射器。 ベルト給弾により装弾される。 基本スペック 全高5.3m(歩行時5.8m) 全幅3.5m(脚部最大展開時5.1m) 全備重量31t 乗員2名 歩行速度最大時速25km 走行速度最大時速55km 脚部走行用エンジン(1基あたり) 直列4気筒小型ハイブリッドディーゼル エンジン 980cc/185ps
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