登場兵器

4/16
前へ
/30ページ
次へ
技術立証用試験開発車両 2021年に開発された、 世界初の多脚歩行車両。 小松と三菱により3種4両が 製作された。 小松側の車両は自社の建築車両を 基本に開発されており、 2脚と4脚が製作された。 4脚タイプにはドーザーブレードが 装着されていた。 4脚タイプは歩行速度こそ要求を 満たしていなかったが安定性は 高く、鉱山や広域建築現場での 使用を念頭に置いた車両と なっていた。 三菱側の車両は99式施設作業車を ベースとしており、 左右にマニピュレーターを装備し、 先端のアタッチメントを交換する事で バケット作業や掘削、ハンドにも なるよう設計されていた。 両開発機共に新型エンジンを 搭載している。 富士演習場でのプレゼンテーション により三菱の車両が採用され、 これを基本に後の第2世代型が 開発される事になる。 小松は採用こそされなかったが 2026年に26式施設作業車の 開発を担当する。 小松はこの技術を自社開発に 生かし、後に民生用の多脚車両を 開発、販売する事になる。 但し歩行車両自体が軍事技術と なるために輸出は出来ず、 国内のみの販売となる。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

32人が本棚に入れています
本棚に追加