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2035年に補助駆動装置の試作が
完成。
二次試作(その1)に搭載され、
運用試験が開始される。
補助駆動装置は当初はモーター部分や
バッテリーが焼き切れるトラブルが
多発したが1年後には2度の改良を
経て実用化された。
この駆動装置は更に研究と
試作を重ね、後年開発される
4脚型の戦闘装甲車に採用される
事になる。
2035年
速射砲の4次試作が完成。
試験結果は良好で、第三世代型
への搭載が決定する。
同年、二次試作(その2、その3)
により歩行試験、走行試験等の
運用試験が開始され、結果は
良好と判断された。
その後も各種試験が繰り返され、
2038年陸上自衛隊からの要請を
受けて三次試作車として8両が
製作される。
この車両には開発要求仕様書に
盛り込まれた全ての装備が
搭載され、各種技術試験及び
小隊運用試験が開始された。
同年、第2世代型の派生型として
対空車両の検討が始まる。
第3世代型に搭載される予定の
小型フェイズド・アレイ・レーダーの実用化
により対空車両が開発される事と
なった。
2039年
三次試作の追加15両が納車
される。
2041年。北朝鮮にて発生した
軍事クーデターに対する、日本初の
自衛隊による軍事作戦に伴い、
第2世代型2個中隊及び
第3世代型三次試験車両1個中隊が
特殊車両大隊として投入される
事が決定した。
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