ep 1 絶望

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「マーベラスおじさん!シャンディ!」 二人は振り向いた。朝食の準備をしているらしい。 「身体の具合はどうかね?」 「おかげさまで、調子が良いです。昨日の事なんですけど、一緒に住みたいです。この家に置いてください!」 アッシュは二人に向けて、頭を下げた。 「もちろん、良いとも。ね?シャンディ」 「はいっ!」 間髪入れずに二人はそう答えた。 アッシュは泣きそうになったが、涙をこらえ、もう一度頭を下げた。
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