12月のエッセイ

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数学の夢を見た。 私の中での悪夢チャートTOP3に入る夢である。 高校の数学の授業。 授業が始まるのだが、まず教科書が無い。 いっつもそこから始まる。 今回の夢では 私は先生にバレない様 ものすごくドキドキしながら物理の教科書を開いてカモフラージュを試みていた。 高校時代の数学の鬼教師 関川先生が問題を黒板に書く。 x+y(∞-θ)=5 ちょ… 何か変な記号が入ってんだけど… 「先週やったよな~。やり方覚えてるな?」 覚えてない… ていうか、全く解らない。 「先週やった」がプレッシャーを増大させる。 「よし、お前解いてみろ」 あぁ、良かった。 あたしじゃなかった。 しかし 問題が解けないと 「何でこんな問題も解らないんだ!!死んでしまぇ!!」 と、すぐに死刑宣告をする先生である。 当てられた子は解けるのだろうか。 生を勝ち取れるのだろうか。 「x=風です。y=長嶋茂雄です」 「よし。正解」 目覚めてからものすごく悩んだ。
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