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2年前の秋、近所の用水路から捕まえてきた小魚達。(過去のエッセイ参照)
メダカだと思って捕まえてきたらメダカではなく
数ヶ月間「正体不明の小魚を飼っている」と私に言わしめた、あの魚達。
最終的に3匹の精鋭を残して飼っていたところ
1匹だけ、体が美しい虹色に変色(顔はブサイク)
やっと【オイカワ】という魚である事が判明した。
虹色の雄に【ミッチー】と名付け
繁殖の期待をかけて飼っていたのだが
1ヶ月程して、更に1匹が虹色に変色。
雌の取り合いで喧嘩するかと懸念していたところ
半年程経って、最後の1匹が虹色に変色。
まさかの全員雄。
大きくなったは良いが、繁殖の望みも断たれ
一緒に飼っていたエビちゃん達を食らい尽くし
水槽に近付けば大暴れし
だんだん厄介になってきたため、川に放流しに行った。
「みんなと仲良くね」と言って川に放したところ
スイスイと泳ぐ、スリムでやや黒っぽい自然育ちの仲間達の中で
うちの3匹は明らかにドン臭く色白。
養殖感バリバリの感じに爆笑しながらお別れをし
新たに5匹のチビ助達を捕まえてきた次第である。
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