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再会
ジリリリッ
目覚まし時計がアレックスの耳元で鳴る。
「眠っ~。てっ!やば!出勤の時間だし」
アレックスは急いで例の黒のランニングシャツに身を包み、オレンジ色の髪を整髪料でツンツンにした。
「行ってきまーす。ミルク」
ニャー
アレックスは一匹の猫を飼っている。
丁度1年前、道端で捨て猫だったミルクを拾ったのである。
白くてフワフワの毛。
だからミルクと名付けた。
アレックスにとって今では大切な家族の一員なのだ。
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