783人が本棚に入れています
本棚に追加
/365ページ
ジン「お!!吾平!!なんだ割りと元気そうじゃん!!良かった良かった」
と軽く話しかけるジン
吾平「…よぉ…ジン……ミユキさんも一緒か…」
いつもの吾平とは違い、なにやら不気味なオーラを放っている
さらに吾平は頻繁に身震いをしていた
ジン「なんか…いつもと違うね……やっぱまだ調子悪ィの?…なんか顔色も良くないし…すっげェ震えてるしさ」
吾平「いや…むしろ絶好調だよ……ジン」
((ブルブル))
やはり様子がヘンだ
ジンがそう思っていると、リンが急に震えだした
リン「うゥうゥウうぅ!?」
ジン「リン!!どうした!?」
すると吾平がニヤリと笑った
吾平「へぇ…そのキツネ君…『リン』っていうんだ…」
ミユキ「え!?吾平くん、リンちゃんが見えるの!?」
前に説明した通り、リンは旭野一家とミユキにしか見えなかったのだ
驚愕するジン、リン、ミユキ
吾平「ああ見えるさ…ハッキリとね…」
(((ブルブルブルブル)))
ジン「(震えが強くなってる…?)」
吾平はどんどん震えている
吾平「そのリンってのが見えるんなら…僕の後ろにいる…『コイツ』も…見えるよね…?」
最初のコメントを投稿しよう!