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そういってまた戦闘体制をとるジンとリン
吾平「何をする気か知らないけど…無駄さ」
震々が冷気を放った
ヒュゥゥゥゥ…
しかし、リンはなかなかの身のこなしで、簡単に避けていく
吾平「…ちっ」
ジン「リンが同じ手何度も喰らうか!今だ!!リン!!」
リンはまた炎を吹いた
リン「おう!!喰らえ!!『釣瓶火の舞』(つるべびのまい)!」
そういうと、リンが吹いた炎が少しずつにちぎれ、瞬く間に7、8個の丸い炎ができた
そしてその炎達は、一斉に震々に向かって発射された
ドドドドドドドド
震々は巨体であり、すごく素早いと言うわけではなかったため、殆んどの炎が命中した
震々「ぶるォォォん!!」
この世の者とは思えないような奇声をあげ、震々は消えてしまった
吾平「そ、そんな…」
地に手をつけたまま動かない吾平
ジン「っしゃぁー!!?」
リン「やったあ」
ミユキ「すごいすごい!どっちもよく頑張りました!!」
煩い
しかし嬉しそうな声が、公園に響きわたった
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