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吾平「…くっ…」
バタっ
ジン達が喜びに浸っていると、突然吾平が倒れた
ミユキ「吾平君!大丈夫!?」
吾平はどうやら気を失っているだけのようだったので、ジン達はホッとした
ジン「吾平は一先ず、家まで送ろう」
ミユキ「うん。でも勝てて良かったね!リンちゃんがそんなに強いなんて思わなかった!」
感激しているミユキだが、リンは少し不安そうだ
ミユキ「……?どしたの?」
リン「僕の攻撃が当たって…震々も吾平クンも倒れちゃった時……震々、消えちゃってた」
そーいえば、と思い出す人間コンビ
リン「それってつまり、僕らが負けたら、僕は…ジンやミユキちゃんやお母さんとは…会えなくなっちゃうってコト…だよね?」
公園に冷たい空気が流れる。リンが震々と同じ『憑衣霊』である以上、ジンと共に戦って負けると、消えてしまうのだ
ジン「……?消えねぇよ?」
沈黙を破りジンが口を開く
リン「……え!?」
キョトンとしているリン
ジン「よーするに、俺らが負けなきゃいいだけじゃん♪」
サラリと難しいことをいうジンに呆れるミユキ
ミユキ「はぁ~…ったくアンタは……」
リン「ふふっ…そだね♪」
しかしリンはとても嬉しそうだった
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