日常→非日常

4/14
783人が本棚に入れています
本棚に追加
/365ページ
ジンとリンが外に出ると、赤みがかった癖ッ毛のショートヘアの女の子がいた ジン「お!!おはよう深雪(ミユキ)!!」 美人というより可愛い系のこの女の子は 柏原 深雪 (かいばら みゆき) といい、ジンの小学校からの幼馴染みである ミユキ「あ!!おはようジン!!それとリンちゃん♪」 リン「おはよーミユキちゃん♪」 リンは親父(ゲン)が死ぬ前に山で迷子になっていたのを拾って以来、ジン、ゲン、母親の零(レイ)、そして何故かミユキにしか見えていない つまりリンは霊的な存在となっているのだ ミユキ「ん~!!リンちゃんはいつ見ても可愛いねぇ♪」 リン「わ!!くる…ひぃ…」 リンをぎゅっと抱き締めるミユキ ジン「おいおい…さっさと学校いくぞ」 ミユキ「は~い♪」 いつもの挨拶を交していると、玄関に鬼の形相をしたレイが立っていた レイ「後12分だ!!遅刻したら…(ニヤリ)」 ジンの顔が青ざめる ジン「……!!それだけは勘弁してくれぇぇ!!いってきまーすぅ!!」 ミユキ&リン「あっ!!待ってよジン~!!」 非常に騒がしく学校へと向かう2人と1匹 その様子を男が影で見ていたとも知らずに…
/365ページ

最初のコメントを投稿しよう!