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「さぁ…お別れの時間です、言い残す事はありませんか?」
うるせーよ根暗wwwwwwww笑ってんじゃねーぞクソがぁwwww
…まぁオレも笑ってる場合じゃないんですけどね。
もう絶対絶命の大ピンチでございますwwwwwwドゥフwwwwww
ちょwwwwwアイツら何やってんだよwww早くしないとオレ殺されちゃうってwwwwwwww
「…言い残す事は無いのですね。では…」
「ちょっ…待っ」
そして、止める間もなく根暗は一気にオレとの距離を詰め始めた。
それはあっと言う間の出来事で、全く動く暇も無く奴との距離が0となってしまった。
「…ッ!」
叫び声を上げる間もなく、オレは恐怖でその場に硬直…
本気で死を覚悟した。
容赦なくオレの首めがけて伸びてくる根暗の手。
もうダメだと、オレは目を閉じた…その瞬間だった。
ドゴオォォォ!!
「なッ…!」
大きな爆発音。
それと同時に地面が大きく揺れ、根暗の驚いたような声が上がる。
そして、次にオレが目を開いた瞬間飛び込んできた光景は、割れた地面から大きな水柱が吹き上がると言う予想の遥か斜め上をいくものだった。
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