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「行くぜッ…しっかりしがみ付いてろよ!」
そう叫んだ瞬間、凄まじいダッシュ力で根暗に突っ込んで行く崩斗。
いきなり過ぎ首捻ったwwwwwwwいてぇwwwww
グングンと根暗との距離を縮めていく崩斗だったが、奴のたどり着く直前で脳裏に映像が浮かび上がる…
その場の地面が捲れ上がり、崩斗共々ぶっ飛ばされて壁に叩きつけられるというヴィジョンが。
「正面だッ!避けろッッ!」
「おっしゃ!」
指示通り、予知ポイント直前で左にステップを踏む崩斗。
「…!? 避けた…?」
すると、先程崩斗が突っ込んで行った場所の地面が大きく捲れ上がり大量の砂埃を舞い上がらせる。
「うひょー!便利な能力じゃねーか!」
廃屋の壁にくっつきながら、攻撃されたポイント見てはしゃぐ崩斗。
おいテンションあげてる場合かwwwww早くしねぇとミッちぃ殺されちゃうぞwww
「よぉし…じゃあ突っ込むぜ!次も予知ヨロシク!」
ダンッ!
壁を強く蹴り、また別の廃屋の壁に着地、そしてまた強く蹴ってと、廃屋の壁をバンバンと飛び回る崩斗。
なるほど…これで敵さんを錯乱させると言う訳でござるな?
しかし崩斗殿…これには重大な欠点があるのでござるよ…
それは…
「ぎゃああああああああああああ!!!ちょ…ストッ…ストップゥゥゥゥゥゥゥ!!!おっ…落ちるってばあぁぁぁぁ!!!」
拙者も錯乱してしまうでござるぅwwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwっうぇwww
なにこれ恐い。
「あばばばばばばばばばば(ry」
「うるせぇぇぇぇぇぇ!!ちょっとは我慢しろ貧弱野郎がぁぁぁぁぁ」
「あ、もうムリでござる」
「えっ」
オレは落下した。
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