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「とりあえず…よくやった、とでも言っておこうかしら」
「…はい?」
ベッドの横に置いてあったイスに腰掛けながら、青髪隊長様はそう呟いた。
「崩斗とみちほから聞いたわ。犯人、アンタが倒したみたいね」
「あぁ、その事wwwwwwあの程度のチンカス野郎なんざオレの黄金の右で一発撃沈みたいなwwwwwwww」
まぁそのおかげで右手はこのザマですがwwwwwwギプスでかっちんこっちんに固定されとるがなwwwww
「…で、そのお二人さんは何処にいるんですか?アイツらもケガしてるんじゃないんですか?特にミッちぃの方は…」
その名を呟いた瞬間、あの日の…あの瞬間の記憶が鮮明に蘇った。
殺意すら覚えるような高笑いをしながら、何の躊躇も無く無抵抗のミッちぃの腕をへし折ったあのクズの顔が…頭から離れないッ!
胸糞悪い記憶を思い出し、思わず歯を噛み締める。
そんなオレを見てか、青髪隊長様はフッと小さな笑みを口元に浮かべ
「…自分の体がそんな事になってるのに仲間の心配?安心しなさい、2人ともアンタより遥かに軽症よ。崩斗のバカなんかは特にね」
「そうか…良かった」
ミッちぃなんか腕がエラいことになってたからなぁ…
「じゃ、私は戻るけど…アンタはまだしばらく安静にしてないとダメね。アンタの容態、普通なら全治半年ってレベルなのよ?」
思った以上に重症wwwwwwwwwwwww
「ま、この組織なら1週間で完治ね。さっさと治しなさい」
早すぎワロタwwwwwwwwww
そうツッコム暇もなく、隊長様は病室から出ていってしまった。
全治半年がたったの1週間てwwwwwwwどういう医療技術だよwwwwww
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