預言者オタク

ロリコン？違う、小さい子が好きなだけだ！

｢じゃあ自己紹介をしておこうかな。初めまして、ＳＧ(スキルガーディアン)日本第三支部支部長、音無 波潤(オトナシ ハウル)と申します。周りからはスケイプって呼ばれてるよ。以後よろしくね？｣

｢なんだかジブリっぽい名前ですねｗｗｗｗｗｗ実はお家が動く城だったりしません？ｗｗｗｗｗｗｗｗ｣

｢アッハッハ。言うと思ったよ｣

だってハウルっつったらハウルしかねーだろｗｗｗｗｗｗｗ動く城しかねーだろｗｗｗｗｗｗ

｢さて、自己紹介も終わった事だし、あとは紅茶でも飲みながらゆったり…という訳にもいかないんだよね、実は｣

ヘラヘラしているオレをよそに、突然シリアスモードに入る波潤ちゃん。

…やべ、この雰囲気は何か面倒事に巻き込まれる感じじゃね？

これは早めにこの場から離脱をした方が…

と、考えを巡らせていたのも束の間。

波潤ちゃんの真面目な視線が、オレの目をバッチリと捉えて離してくれなくなったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

くそｗｗｗくそがｗｗｗｗｗ逃げ遅れちゃったぜチクショーｗｗｗｗｗｗ

｢…君は、最近この周辺で起こっている事件を知っているかい？｣

｢…いいえ、知りません｣

どうにも逃げ出せる雰囲気ではないので、仕方なく話を聞くことになりますた。