ロリコン?違う、小さい子が好きなだけだ!

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「ふぅむ………困ったな」 オレの隣にちょこんと座ってオレのコンビニ弁当を勢いよく口に運んでいく幼女。 そんなに腹減ってたのか… とりあえず、彼女から聞けた情報は 年齢6歳。名前はヒメカ。 これだけですたwwwwwwwwwwこれは深刻な情報不足ですぞwwwwwwwwww どうすんのwwwwwwwwwどうすんのオレwwwwwwwwwwww続きはウェブでwwwwwwwwww 「やっぱり普通に考えて警察に連れて行くべきだよなぁ…というか両親はこんな小さい子放ってドコほっつき歩いてんだよ…」 「いないよ…?」 「え…?」 「ヒメカ、おとうさんもおかあさんもいないよ?」 ここで空気が一気に凍結。 どうやらワタシはとんでもない地雷を踏んでしまったようだ。 …え?両親いねーの? なら保護者は?祖母とか祖父とか叔父とか叔母とか義父とか義母とか…いるでしょ? 「え、えぇっと…じゃあヒメカちゃんのお世話をしてくれてる人は誰かなあ?」 「…?おせわ?」 「そう!ヒメカちゃんとずっと一緒にいる人とか…いるでしょ?おじいちゃんとかおばあちゃんとか」 「いないよ?」 マジですか… じゃあ今までどうやって生きてきたんですか… 「…マジでどうすればいいんだ。やっぱり警察かなぁ」 「たべた!ごちそうさまでした!」 「お粗末様でした……いや、そうじゃなくてッ!」 確かにご馳走様は大事だけど!そうじゃない!今はそうじゃない! そんな口の周りケチャップまみれにして満面の笑顔を浮かべてる場合じゃない!
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