ロリコン?違う、小さい子が好きなだけだ!

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「あっ!こんな所にいたのかポンタ!通信にも出ねえし…随分と探したんだぜ!?」 再び交番に戻ろうとした所で、背後から聞き慣れた声に呼び止められてしまった。 「お?シェド君じゃないですかーwwwwwこれはこれは奇遇ですねwwwwwwwでもワタクシ、これから幼女を助けに行かなくてはなりませんのでwwwwwwwでは失礼wwwwwww」 「えっ!?幼女!?…いや、今はそんな事どうでもいい…いや気になるけど……どうでもいい……んだよッ!…くっ!」 ロリコンと真人間の間で揺れてんじゃねーよタコ助がwwwwwwwwww通報されてーのかwwwwwww 「で?何なんだよ?オレ今忙しいんだけど」 「あ!そうだ!たった今ガーディアンから連絡があった!」 突然、恐ろしい出来事を思い出したかのように取り乱し、血相を変えてオレに詰め寄ってくるシェド。 「ヤバイんだよ!ガーディアンからの情報が確かなら、今この街にとんでもない奴が…」 「なんだよ!ちょ…落ち着けバカヤロー!痛いッwwwww痛いって言ってんだろwwwwww離せやwwwwww」 その時だった。 ドオオォォォォォォォォンンンンンンン ズッ…ズズズズズズッッ!!ズズンッ!!! 丁度オレ達の目線の先で、大きな爆発と建物が崩壊したような音が聞こえ、その数秒後に空に向かって大量の砂煙が吹き上げ始めたのだ。 この距離まで響いてくる空気の振るえが、事の凄まじさを物語っている… …おいおい。ちょっと待て、あの辺りは… 「交番があった所だッ…!」 砂煙を見ながら呆けるシェドを振り払い、オレは交番へと走り出した。
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