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「…へぇ、あれくらいは避けれるんだなあ。悪ぃな。てっきり雑魚かと思ってたよ」
空中から折り返し落ちてくるコンクリの破片をパラパラとその身に浴びながら、少しばかり関心した様子の男。
うるせーwwwwwwwwww雑魚っぽくて悪かったなwwwwwwwww容姿がしょぼいのは昔からだwwwwバーカバーカwwwwwwwwwwっうぇwwwwww
「…ちょっと手ぇ掛かりそうだな。オレも忙しくなかったら遊んでやるところなんだけどなあ…」
ダルそうに指でポリポリと頭を掻く男。
そして、小さなため息をついた後、その口元に不気味な笑みが浮かび上がった。
同時にまたあの悪寒が背中を走り抜ける。
…さっきよりヤバい感じがプンプンするんですけどぉ。
あれ?これ詰みじゃね?
「残念、今は忙しいんでな。手っ取り早く能力使わせてもらうぜ…!」
「…!」
ヤバいヤバいヤバいヤバいいいいいいいいいいい!!
何かいきなりマジモード入ってんだけどアイツ!
ていうか、さっきの蹴りが能力じゃねーの!?あんなの人間の力じゃねーよ!ふざけやがって!
とにかくここから離脱する隙を見つけねぇと…確実に殺される!
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