2438人が本棚に入れています
本棚に追加
「いくぜぇ…!余所見すんなよ?さもないと、その首と胴体…あっという間にサヨナラしちまうぜッ!」
「くっ…!」
そう叫んだ男は地面を強く蹴り、そのままほぼ垂直に上へ跳ねたのだ。
…? アイツもしかしてバカですか?
空中じゃ身動きは取れないでしょうが。
しかも調子に乗ってあんなに高く…ありゃ落ちてくるまでに数秒掛かっちゃうんじゃないかなwwwwww
これはチャンスwwwwwwwww逃げるチャンスwwwwwwwwwwうはwwww
これなら、あそこで気絶している少女と警察の方を担いで逃げる事も全然可能でござるなあ。
と、そう思ったのが全ての間違いですた。
まずは2人を救出DA☆などと考えていた瞬間、男は空中で180℃その身を回転させ、頭が地面、足が空に向く体勢を取っていやがりました。
勿論、オレ頭の上には?マークがポコッと出現。
何をしてるのかと、首をかしげていたらですね。
男の足がですね。
こう、何もないハズの空中にですね…ダンッ!ってwwwwwwwwwww足がwwwww何もないハズのwwwww空中をwww蹴ったwwwwwwww
これには流石のポンタ君も頬が引きつってしまいました。
結果、男は空中で勢いを失うどころか、まさかの加速するという予想の斜め上をいく行動でワタスの余裕をぶち壊してくれました。
…やっぱり詰みでしたねコレ。
最初のコメントを投稿しよう!