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「うわわわわわ!緊急回避いいいいいいい!!」
ポンタ、細い路地にシュゥゥゥッー!超!エキサイティンッ!
こういう死に直面した辺りで素晴らしい回避能力を発動するオレはやっぱり根性あると思います。
しかし何だありゃ!?空中で跳ね返ってきやがったぞ!何の能力だよ!
路地に入った瞬間、サッと物陰に姿を隠して息を整える。
アイツはというと、さっきまでオレが立っていた場所に頭から突っ込んでいたが…砂煙で様子が全く分からない。
まあ、多分あの程度で死んじゃいねえだろ。
しかしマズイぞ…!
幼女を迎えに行っただけなのに、とんだ化け物に出会ってしまった…恐らく、どこぞの名の通ったアンチの幹部か頭か…どっちにせよオレとの戦闘能力の差は天と地ほどある。
これじゃあ逃げる事すら厳しい…!かと言ってまともに戦えば殺されるのは目に見えてるしなあ…
「チッ…また逃げたか。しかし妙なヤツだな…」
…!
ようやく砂煙が晴れてきたな。まあ、予想通りヤツは無傷で何事もなかったかのように起き上がりやがった訳だが…
何か良い手はないものか。
「(ポンタ!)」
悩んでいると、背後から小さな声がオレを呼んだ。
振り返ってみると、そこにはすっかりと存在を忘れていた彼がwwwwwwwwww
「(シェドwwwwwwwおっすおっすwwww久しぶりだなwww元気してた?wwwwwwwwwwww)」
「(うるせーよ!ヘラヘラ笑ってられる状況じゃねーだろッ!バカなのか!?)」
いやあwwwwwwwww一緒に来てたの普通に忘れてたwwwwwwwwwすまんちょwwwww
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