預言者オタク

ロリコン？違う、小さい子が好きなだけだ！

｢(幸い、ヤツぁまだオレ達の場所まで特定出来てねぇ。今は引いて、援軍が来るのを待つんだ！)｣

…そうか。だが残念な事に、オレはここから逃げ出す訳にはいかない理由があるんです。

｢(分かった…じゃあシェド。お前だけでも逃げろ…オレはやり残した事があるんでね…！)｣

｢(はぁ！？冗談言ってる場合じゃねーぞッ！つーかこの状況で何でそんな事が言える！？野郎とは戦うだけ無駄だ、絶対に殺されるぞ！)｣

漢にはねぇ…たとえ命を失うかもしれない状況でも貫き通さなきゃダメなものがあるの。ここテストに出るからよーく覚えとけ！

｢(出来るだけ早く援軍寄越してよ。オレが死ぬ前になｗｗｗｗｗｗｗｗじゃｗｗｗ逝って来るはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗ)｣

それだけ言い残し、オレは勢い良く物陰から飛び出した。

｢(くそッ…！あんのバカヤロウ…！)｣

ごめんねｗｗｗｗｗごめんねシェド君ｗｗｗｗｗｗｗｗｗでも逃げる訳にはいかないのｗｗｗｗだってぇｗｗｗｗだってぇｗｗｗｗｗｗ

幼女がオレを待ってるからｗｗｗｗｗｗｗｗうはｗｗｗｗ興奮してきたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

一本木 勇平太ｗｗｗｗｗ一世一代かもしれない大勝負ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ死んでも成仏できるかなｗｗｗｗ

とりあえず、

い　　ざ　　参　　ら　　ん　　！

｢…よぅチート野郎。そんなに暴れたいならちょっと缶蹴りでもするか？｣

｢ようやく出てきやがったか…まあ、出てこなかったらそれはそれで戦う手間も省けて助かったんだけどな｣

ニヤリと笑い、首を左右に捻りゴリッ！ゴリッ！と間接を鳴らす男。

ちょｗｗｗｗｗｗｗ怖い上にキモチワリーんだけどアイツｗｗｗｗｗｗｗｗｗ首の中にクルミでも入ってんのかよｗｗｗｗ変な音出しやがってｗｗｗｗｗｗｗ

｢…じゃ、さっさと殺されてくれや｣

フッ…

そう呟いた瞬間、男の姿が視界から消えた。