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タッ…
「…!」
右かッ!
微かな音を聞き逃す事なく、オレは即座に音のした方へと意識を向ける。
視線の先には、またもや空中.の見えない壁にくっつくような体勢の男がいた。
男はそこから更に上へと飛び、そこでまた空中に着地。そのままそれを強く蹴りオレの方へと突っ込んできた。
ドオォォォンッッ!!
大きく後ろへと飛び、それを回避すると男は再び大きな音と砂埃を舞い上がらせて地面に突っ込んだ。
「…チッ、今の速力でもダメか。予想以上に戦えるみてぇだな」
「サーセンwwwwwwwwwおっふwwwww」
何事もなかったかのように平然と立ち上がる男。
アイツどういう身体の造りしてんだろうねwwwwwwwwあの勢いでアスファルトに突っ込んで無傷とか何なのwwwwwwww鉱石でも食ってんのかwwwwwこのバサルモスめwwwwwwww
そんな事は置いといて、アイツの能力がだいたい分かったので説明させてもうらうとしよう。誰に?とか言うなよ。
おそらく、奴の能力は見えない何かを出現させる能力、もしくは普通は触れない物質(つまり液体や気体)を一時的に固体として扱う事の出来る能力か…まあそんな所だと思う。
あんまりその2つに大きな違いはなさそうだが、後者の場合となれば水やガス、火なんかも素手で持てるって事だよな…用は毒ガスや火なんかを剣みたいに武器として使えちゃう訳だ。
あな恐ろしや…
まあ幸いこの周辺には火とかガスといった危険物は存在していないようですし、結局のところ今の奴の能力は大気に触れられる能力ってだけですよね。まあそれだけでも十分に脅威なんですが…
あんな意味不明な動きをされたら、能力なしのオレじゃすぐ死んじゃうんじゃないかなwwwwwwwっうぇwwwwwww
「じゃ、もうちょっと本気でやらせてもらうぜ」
「もう勘弁してくださいお願いします」
ちょっとキレてるwwwwwwwwwwww怖いおwwwwww怖いおwwwwwwwwおしっこ漏れちゃうおwwwwwwwっうぇwww
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