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-スキルガーディアン本部-
『今話した通り、状況は最悪だ。至急応援を頼む』
「…分かった。すぐに行くから待ってなさい。それとシェド、アンタはその先走ったバカを何としてでも止めなさい。どうしても言う事を聞かないようなら、最悪半殺しにしたって構わないから」
『…オーケー。なるべくそうならないように努力する。とにかく、急いでくれ。このままじゃポンタもオレも殺されちまうからよ…じゃあ、頼んだぜ』
そこでプツリと通信が途絶えた。
大きなため息と共に、通信機をポーチにしまう。
まさか、あの男と接触していたなんて…確かにあの2人じゃ手に負えないわね。
他にあの男と渡り合えそうなメンバーは全員別の任務で出払ってるし…仕方ないわね。
「…みちほ。私ちょっと出てくるから、留守番よろしくね。何かあったらフレアに聞きなさい」
「はぁい。…あ、でもフレアさん任務明けで寝てますよ?」
「構わないわ。叩き起こしなさい。まあ、何かあればの話よ…じゃあ行って来るわ」
「気をつけてくださいね…?」
分かってるわよ…今回の相手は特にね。
さて…久しぶりに気合入れていかないとね。
-シェド・ポンタサイド-
よし、とりあえず応援は頼んだ。あとは応援が来るまで粘るだけ…!
今日はヴァイオレット姉さんもエンリールの野郎も任務に出てるから…恐らく隊長が出てくるだろう。
隊長さえ到着してくれればこんな戦いなんざすぐに終わる…とにかく今は、あのバカをどうにかしねぇとな。
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