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「で、でもあれはコイツが素直にいう事を聞かなかったからでッ…」
「はいはい。言い訳は後で聞くから…君はもう下がっててくれ」
目を閉じながら首を左右に小さく振り、左手で下がるように合図を出す少年。
それを見た少女は、一瞬だけ納得のいかないといった表情を浮かべるが、渋々と部屋を出て行った。
なんだか知らねーけど、これだけは言えるッ!
怒られてやんのぉぉぉぉぉぉぉwwwwプヒィwwwワロリンヌwww
「…ふぅ、さて…話の続きといこうか」
「あ、はい」
何故かオレ敬語www
この少年の只ならぬ雰囲気に気圧されたようですwww情けねぇwww
相手小学生wwwオレ高校生wwwマジチキン過ぎwwwっうぇwwwっうぇwww
…素で泣きたくなってきた。
「先程の質問だが、もう1度聞こう…ここが何処だか分かるかい?」
またもや偉そうに足を組んでそう尋ねてくる少年。
やっぱりムカつくが、ここでキレたらまた話が進まないんだろうと判断したオレは、素直にNOと答えてやった。
「まぁ、君は半ば強制的にスティアに拉致されてきたようだし、知らないのも当たり前なんだけど…」
「じゃあ聞くなしwww」
「はは、まあそう言わずに。それじゃあ教えてあげるよ…君が今何処にいるのか、そしてどんな状況に置かれているのかをね…」
「あ~もうじれったいwwwそういうの鬱陶しいから止めてww」
必要以上にためる少年にイラ立ちを覚えるオレ。
そんなオレの姿を見て、少年は口元に薄く笑みを浮かべた。
「じゃあ…真面目に聞いてね?今から言う事は冗談なんかじゃないから」
「今更どんなぶっ飛んだ話を聞かされようが、もはやオレは驚かんよ…」
そして、少年はゆっくりと…こう呟いた。
「ここはとある無人島の地下に存在する、公(おおやけ)にはされていない秘密結社『スキルガーディアン』」
「オレん家の近所に知り合いの精神病院があるんだけど、紹介しようか?」
「スキルガーディアン(キリッ」
だっておwww厨ニ病発症しすぎwww
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