2438人が本棚に入れています
本棚に追加
/172ページ
口の中でアメ玉を転がし、満足そうに笑う少年。
そうかそうか…オレを論破した事がそんなに嬉しいか…
なめるなよ小僧がッ…!
「…オーケー。お前の話はよ~く理解したし、お前の目的もよ~く分かったぜ。つまりお前は噂を頼りにオレを見つけて拉致し、予知能力を自分の組織のために使わせる。そうだろ?」
「お?話が早くて助かるよ」
ビシッと指をさしながら勢いよくソファーから立ち上がるオレ。
そんなオレの台詞に、少年は少し期待したような表情をみせる。
フハハ!バカめ!
その期待…この私がコナゴナに打ち砕いてしんぜよう…!
「小僧!貴様は本当に「予知能力」なんて非科学的な話を信じているのか!?ここはニ次元の世界じゃねーんだぞ!」
「あぁ、信じているよ」
うっはwww全く怯みもせずに返されたwww
何コイツwwwマジで超能力とか信じちゃってんの?www
流石は消防www態度は大人っぽくても、やっぱ中身はガキだねwww
「ハハハwwwバカだな少年www超能力なんてものはこの世に存在しない!そう、すべてはどこぞのDQNが注目を集めるために作ったホラ話なのだよwww」
少しは利口になりたまえwwwムスカ大佐ならこう言うよwww
「いや、超能力は存在する」
「君も男なら聞き分けたまえwwwラピュタのイカズチを下すぞ小僧www」
「だってここは超能力者だけで形成された組織だからね、私も超能力者だよ」
「えっ」
「さっきいた青い女の子、彼女も超能力者だよ」
やっぱり病院紹介してあげた方がいいかもねwww
最初のコメントを投稿しよう!