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「え~っとwww今から病院の住所教えてあげるからメモしてねwww」
「気持ちは嬉しいけど、私は至って正常だよ」
超能力を使えるとか言い出す奴のどこが正常だよwww
アニメの見過ぎだバカヤロウがwww頭の中お花畑になってんじゃねーかwww
「まぁ、とは言っても…流石に証拠も無しじゃ信じられないよね」
「当たり前だバーローwww」
イスに深く腰掛ける少年は、フッと小さく笑みを零すとゆっくりと立ち上がる。
そして、オレの目の前まで歩み寄ってくると、何をするつもりか右手を差し出してきた。
いきなりそんな謎な行動をされても、オレは首をかしげるくらいしかしてやれないけどwww
「握って」
「は?」
「だから握ってみて」
「何処を?股間?www」
「まぁ別にそこでも構わないけど」
「あ?もしもし警察ですか?目の前に変質者が」
「うわあぁぁぁぁ!!何をしているんだ君はぁぁぁ!」
携帯で110番するオレの手を慌てて払いのける少年。
必死すぎワロスwww
「冗談だっつーのwwwここ圏外だしwww」
「あ、あぁ…そうだったね……というか、からかってないで早く手を握ってくれないか?」
ここが圏外だと教えてやると、少年は額に流れる冷や汗を拭い取り、ホッとため息をつく。
そんなに焦らなくてもいいじゃんwww
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