秘密結社とか厨ニ過ぎワロタwww

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「そこで我々の出番という訳だ!」 自分の胸に手を当て、少年は自慢げにそう言い放つ。 なるほど…目には目を、歯には歯をってやつか… 「まぁ、我々の活動はそれだけではないんだけどね」 「他にもあんの?」 「行方不明の人を捜したり、救出不可能な状態に陥ってしまった人々の救出、その他にも現代の医療では治せない病気の治療など…我々の活動内容は幅広いよ」 「へぇ…」 オレが相槌を打つと、少年はもう1つ飴玉を口に放り込んだ。 しかし、超能力者ってのは色々いるんだな。 行方不明の人を捜すのは…そうだな、「探知能力」みたいな感じか? あとは「治癒能力」とかも存在するみたいだ。 「つまり、君の能力は我々とって無くてはならない能力なんだよ。君が未来を予知してくれるだけで、犯罪者が犯罪を起こす前に叩ける。犯罪率を激減させる事が出来るんだ」 少年は立ち上がり、力強く拳を握り締めた。 「絶対に組織に引き込んでやる」と言わんばかりにキラキラと輝く瞳。 でもね、君は大きな勘違いをしているようだね。 多分オレの能力を誤解しているよ。 「あのぉwww期待してるとこ申し訳ないんですけどwwwオレの能力は「犯罪」は予知できませんwwwサーセンwww」 「……………は?」 残念でしたぁぁぁぁぁぁぁぁwwwww
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